踊り舞いHarika: 春うらら～灯・響・舞～を終えて

日曜日の夜は、私が想像するよりもはるかに大きなものに身を委ね、魂から自分の体が突き動かされるような深い体験をしました。

▲写真はすべてby Masaqi▲

私はバレエや日本舞踊、競技チアリーディングの経験から、伝統を継承していく芸術や練習に練習を重ね角度やルールを守り一糸乱れぬ統一美を魅せてきたのでソロしかも即興で自分を表現する踊りが苦手でした。

私のダンスは見ている人を飽きさせてしまうのではないだろうか

魅せるように踊らなくてはパフォーマンスの価値が無いと思われるのではないだろうか

・・・などと自分を過小評価し、グツグツになる位思いつめて、無防備な姿を人前にさらけ出すのが本当に怖かったからです。　

（人前ではなくて、一人でこっそり踊る時間やレッスンでは一番後ろで踊るのが大好きでした）

▲キャンドル演出 by Masaqi▲

今までの私の固定概念を見事に崩したのは MishaalそしてNourahの踊りでした。

美しい地球や地球の一部である自分を愛で満たし万物を丸く一つに繋げていく神聖な彼女たちの踊りは、場を浄化し、地球や人間の心を癒し捧げるような踊りでした。

この世のものとは思えない程美しすぎる姿に何度となく鳥肌が立ち、涙がとまらない経験をしました。

今まで素晴らしいダンサーやスタイルに影響され、人生経験から得たものも沢山あります。

これらは本当に私の大切な宝物です。

しかし吸収したものを一度すべて手放し、体の底から湧き出る唯一無二の私の魂の踊りが今の自分に一番正直で、心地良いと感じているのも事実です。

日曜日の夜は安全で素晴らしい環境の中私の世界を皆様にシェアする事ができました。

踊り終わった時本当は怖かったです。

でも、眩しい位キラキラした瞳で話しかけてくださった方々、ほんわかリラックスした表情で帰られた方々、感想を直接伝えてくださったり、メッセージをくださった方々から頂いたものすべて私の栄養となっています。